ガイドを生業としていると当然の事ながら毎日様々な方に出会う。それが今は1番楽しい。
まだ、若い時はこなすので精一杯の時もあったけど、今はどんな時もどんな事も楽しめる自分がいる。ガイドは、知識が豊富なだけでは成り立たない。やはりエンターテイメント性も必要なのだ。
先日のお客様は、奥様はどっしりとしていて、ご主人はとても臆病なお方。「危ない!危ないって!ほれほれ!気を付けて!大丈夫かー!」などとずーっと喋っていらっしゃった。そこは倒木こそあれ、流れも緩やかで何の問題もない所、可笑しくて笑ってしまったけど、ご主人は大真面目。写真を撮ると仰っていたが、カヌーの脇をがっしりと掴みそれどころでは無い!途中の休憩ポイントでは、手づくりのお菓子とお飲み物でリラックスして頂いたが再スタートでまた緊張なさっていた。無事ゴールすると、何と「カヌーって良いなぁー、また乗りたいなー」って、ガイド冥利に尽きるかな